50代から始める新NISA、何をいくら買えばいい?【定年前にやるべきこと】

50代の夫婦がスマートフォンで新NISAの投資内容を確認している様子 お金の悩み

はじめに

投資・資産運用のイメージ

「新NISAって、もう50代だと遅いんじゃないか…」

そう思っていませんか?実は、これは多くの50代の方が抱える誤解なんです。

私も41年間IT業界で働き、定年後のお金のことをあれこれ考えてきました。その経験からはっきりお伝えできます。50代からでも、新NISAは十分に間に合います。

むしろ、収入がピークを迎えやすい50代だからこそ、まとまった額を非課税で運用できる絶好のチャンスとも言えるんです。

この記事では、「何を買えばいいの?」「いくら積み立てればいいの?」という疑問に、できるだけわかりやすくお答えします。


新NISAのおさらい(3分で理解できます)

まず、新NISAの基本をざっくり確認しておきましょう。

新NISAは2024年1月から始まった制度で、投資で得た利益がずっと非課税になるという、とてもお得な仕組みです。

項目内容
つみたて投資枠年間120万円まで
成長投資枠年間240万円まで
年間合計上限360万円
生涯の非課税枠(上限)1,800万円
非課税期間無期限

以前のNISAと違って、非課税期間が無期限になったのが大きなポイントです。「老後まで長く保有したい」という50代にとって、これはとても嬉しい改善ですよね。


50代が新NISAで買うべきもの

「何を買えばいいかわからない」という方、多いですよね。正直、最初は私もそうでした。

50代の方におすすめなのは、シンプルに**インデックスファンド(投資信託)**です。

インデックスファンドとは、日経平均やS&P500などの「市場全体」に連動するように作られた投資商品のこと。難しい銘柄選びをしなくて済み、世界の経済成長を丸ごと取り込めるイメージです。

特に人気が高いのはこの2つです。

① eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 通称「オルカン」。日本を含む全世界の株に分散投資できます。「どこの国がいいかわからない」という方はこれ一択でも十分です。

実は、私自身もこのオルカンを積み立てています。「世界中の優良企業に一度に投資できる」という安心感があって、長く保有するのにぴったりだと感じています。

② eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) アメリカの代表的な500社に投資できます。過去の実績が高く、長期投資向きです。

迷ったら、この2つのどちらか、あるいは両方を組み合わせるだけで大丈夫です。

ちなみに私自身は、オルカンに加えて日本の高配当株にも分散投資しています。オルカンで世界の成長を取り込みながら、高配当株から定期的な配当収入も得るというイメージです。「値上がり益」と「配当収入」の両方を狙えるので、定年後の資産運用としてとても気に入っています。


50代は月いくら積み立てればいい?

老後の資産形成・貯蓄

「いくら積み立てればいいか」は、人によって違います。ただ、一つの目安をお伝えします。

目安:毎月の手取り収入の10〜15%

たとえば月の手取りが30万円なら、3〜4.5万円が目安です。実際に50代の平均積立額は月約4万円前後というデータもあります。

ただし、大切なのは生活費と緊急用の貯金(生活費の6ヶ月分)を確保したうえで、余裕のある分を投資に回すことです。

手取り月収おすすめ積立額(10〜15%)
20万円2〜3万円
30万円3〜4.5万円
40万円4〜6万円
50万円5〜7.5万円

無理に高額を積み立てる必要はありません。続けられる金額からスタートすることが一番大切です。


定年まで何年?残り期間別の考え方

50代といっても、定年まであと10年の方と、すでに定年を迎えた方では戦略が違います。

定年まで10年以上ある方 積極的に積み立て投資枠を活用しましょう。つみたて投資枠(年120万円)をフル活用しながら、成長投資枠でインデックスファンドを追加購入するのも選択肢です。

定年まで5〜10年の方 焦らず、着実に。毎月コツコツ積み立てながら、非課税枠を少しずつ埋めていくイメージで大丈夫です。

すでに定年を迎えた方(退職金がある方) まとまったお金がある場合は、成長投資枠(年240万円)も使って一括投資を検討できます。ただし、全額一気に投資するのは怖い…という方は、月々に分けて入金する「ドルコスト平均法」がおすすめです。


どこで口座を開く?

新NISAを始めるには、証券口座が必要です。

おすすめは、ネット証券の2大巨頭です。

① SBI証券 国内最大手のネット証券。取扱ファンドが豊富で、手数料も業界最安水準。スマホアプリも使いやすいと評判です。

② 楽天証券 楽天ポイントで投資信託を買えるのが特徴。楽天カードでの積立でポイントも貯まるので、楽天ユーザーには特におすすめです。

どちらも口座開設は無料。スマホから申し込めて、最短数日で使い始められますよ。


まとめ

今回の内容をまとめます。

  1. 50代からでも新NISAは遅くない。非課税期間が無期限になった今こそ始めどきです。
  2. 買うものはインデックスファンド(オルカンかS&P500)がシンプルでおすすめ。
  3. 積立額は月収の10〜15%が目安。まずは無理のない金額でスタートしましょう。

「老後のお金が不安…」という気持ち、よくわかります。でも、一歩踏み出すだけで、その不安はだいぶ小さくなります。

今日が、あなたにとって一番若い日です。一緒に、少しずつ前に進んでいきましょう。



免責事項

お金の管理・節約術

本記事は筆者個人の体験・見解に基づくものであり、投資・税務・法律等に関する専門的なアドバイスではありません。実際の投資判断や税務・法律上の手続きについては、専門家(税理士・ファイナンシャルプランナー・弁護士等)にご相談ください。

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