【正直、今はサボっています】ウォーキングを続けて分かった、歩くと見えてくるもの

散歩の途中で見上げた、青空に映える満開の桜 健康の悩み

正直に、告白から始めます。私は今、ウォーキングをサボっています。

毎日のように歩いていた時期があり、実際に体調も良くなりました。それなのに、今は「暑いから」「熱中症になるといけないから」と、もっともらしい理由をつけて、家を出ない日が続いています。

この記事は、「毎日歩きましょう、健康にいいですよ」という話ではありません。続いた理由と、続かない理由。その両方を正直に書きます。同じように「歩いたほうがいいのは分かっているんだけど…」と思っている方に、読んでいただけたらうれしいです。

きっかけは、正月の初詣でした

始まりは、ある年の初詣です。何のことはない、家からお参りに行って帰ってきただけ。でも、気がつけば1時間ほど歩いていました。

そのときの感覚が、思いのほか良かったのです。体が温まって、頭がすっきりして、「ああ、気持ちいいな」と。特別な道具もいらない。お金もかからない。靴を履いて、外に出るだけ。これなら私にも続けられるかもしれない——そう思ったのが、始まりでした。

私のコースは、お城まで

コースは決めています。自宅を出て、公園の前を通って、お城まで。そこで折り返して帰ってきます。

お城は山の上に建っていて、私たちは昔から「お城山」と呼んでいます。そしてその反対側には、私が通っていた学校の校舎が、今も残っています。歩いていくたびに、なんとも言えない気持ちになる場所です。毎日の散歩に、そういう「行き先」があるのは、思った以上に大きいことでした。

散歩の折り返し地点にしているお城の天守(石碑の文字は伏せています)
いつもの折り返し地点。ここまで来ると「今日も来たな」と思います。

そして春。ここは桜が本当に見事なのです。満開の時期は、それはもう圧巻で、毎年その景色を見るためだけでも歩く価値があります。

歩いていなければ、この景色を「毎年見に行くもの」にはできなかったと思います。車で通り過ぎるだけでは、こうはなりません。

歩くと、見えてくるものがある

ウォーキングを始めていちばん驚いたのは、体の変化より、見える景色が変わったことでした。

いつも車で通っている、同じ道です。それなのに歩いてみると、こんなところに小さなお店があったのかと気づく。途中で猫に出会う。庭先の花が咲いている。車では、ぜんぶ流れていってしまうものばかりです。

もうひとつ、私なりの楽しみ方があります。毎日、同じ場所からお城の写真を撮ること。同じ構図で撮り続けると、季節が移っていくのが、はっきり分かります。桜が咲いて、緑になって、色づいて、雪が積もる。あとから見返すと、それが自分の歩いた記録そのものになっています。

「歩く」だけだと飽きますが、「撮りに行く」と思うと、目的ができる。これは、私には合っていました。

記録はApple Watchにおまかせ

歩いた記録は、Apple Watchの「ウォーキング(屋外)」で取っています。歩き始める前にぽんと押すだけで、距離も時間も心拍も、勝手に記録してくれます。

自分で歩数を数えたり、手帳に書いたりする必要はありません。面倒なことは、機械にやらせる。これも、続けるうえで案外大事なことだと思っています。

季節で、歩く時間を変えています

同じ時間に歩くのがいいと言われますが、私は季節で変えています。

  • ……午前10時過ぎか、午後2時ごろ。いちばん暖かい時間帯を選びます
  • ……朝。日が高くなる前に済ませます

無理に「毎日この時間」と決めると、かえって続きません。その季節でいちばんラクな時間に歩く。それでいいのだと思います。

そして今、サボっています

さて、正直な話に戻ります。

今年の夏は、日中の気温が35度を超える日が続いています。「この暑さで歩いたら、熱中症になる」——これは事実でもあり、同時に、私にとって都合のいい言い訳でもあります。

そしてもうひとつ、続かない本当の理由を白状します。出るまでが、いちばん大変なのです。

外に出るとなれば、日焼け止めを塗って、帽子をかぶって、飲み物を用意して……。歩き出してしまえば気持ちいいと分かっているのに、その準備が、どうにも面倒くさい。この「出るまでのハードル」に負ける日が、今は続いています。

今は、プールのあるスポーツジムに通おうかと検討中です。屋内なら、暑さも日焼けも関係ありません。歩けないなら、別の方法を探せばいい。そう考えています。

それでも、続けて感じた変化

サボっている今だからこそ、続けていた時期の変化を、はっきり感じます。私の場合は、こうでした。

  • 体調が良くなった——なんとなく体が軽い、という感覚
  • 気分がいい——特に朝の散歩は、一日の始まりが違います
  • 睡眠の質が上がった気がする——夜、よく眠れるようになりました

(※あくまで私個人の実感です。効果の感じ方は人それぞれですし、持病のある方や、体調に不安のある方は、無理をせず、かかりつけのお医者さんに相談してから始めてください。)

睡眠のことはこちらの記事に、食事のことはこちらの記事にも書いています。

まとめ:やめても、また始めればいい

ウォーキングについて、私が思うことをまとめます。

  • 行き先を決めると続く(私の場合はお城。写真を撮る、という目的も効きました)
  • 記録は機械にまかせる(面倒なことをなくす)
  • 季節で時間を変えていい(無理な固定は、続かない原因になります)
  • そして、サボってもいい

毎日きっちり続けられる人は、立派だと思います。でも、私はそうではありませんでした。続いた時期があって、サボる時期がある。それでいいのではないでしょうか。大事なのは、完璧に続けることではなく、やめても、また始められることだと思うのです。

涼しくなったら、また歩きます。あのお城まで。

今日が人生で一番若い日です。ぜひ、今日から一歩踏み出しましょう。

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