【Amazon歴20年】私はポイ活をしません|4,388円のiPhoneケースが2,193円になって返ってきた日

書斎のノートパソコンでネット通販の買い物をする、四角いメガネのシニア男性と届いた宅配の段ボール箱のイラスト ITの悩み

Amazonの注文履歴を、いちばん古いところまでさかのぼってみました。

2007年9月18日。「リカちゃん プリンセスカール マリア」。姪っ子へのプレゼントでした。かれこれ20年近く、私はネットで買い物をしていることになります。

その20年で、私が身につけたルールがあります。ひとつは「ポイ活はしない」。もうひとつは「高いものは、お店で見てからネットで買う」

そして、4,388円の授業料を払って覚えたことも、ひとつ。

今日は、その全部を正直にお話しします。

私は「ポイ活」をしません

世の中の節約記事は、ポイ活(ポイントを積極的に貯める節約術)を勧めるものばかりです。でも私は、あえてやっていません。

理由は、ひとつだけです。

ポイントを追いかけると、買い物が歪むからです。

「今日はポイント5倍だから、どうせいつか要るものだし、今買っておこう」——この「どうせいつか要る」が曲者なんです。ポイントのために、要らないものを買ってしまう。500円分のポイントのために、3,000円の無駄遣いをする。これでは節約どころか、浪費です。

私の温度感は、「ポイントは、取りに行くものではなく、結果として付いていたもの」くらいがちょうどいいと思っています。楽天ペイもPayPayも使いますが、それは支払いが楽だからで、ポイントは後からついてくるオマケです。

ただし、Amazonプライムデー(年1〜2回の大型セール)だけは別です。使い方は決めています。先に「欲しいものリスト」に入れておいて、セールのときに見に行く。順番が逆にならないようにする。これだけです。

「セールだから買う」ではなく「買うものが、たまたまセールだった」。この順番を守れば、セールは味方になります。

4,388円の授業料——iPhoneケースの話

10年前の話です。日付まで残っていました。

2016年1月17日。iPhone 6sに機種変更した嬉しさで浮かれていた私は、ケースを急いで注文しました。

「FRAME x FRAME SHOCKMOUNT for iPhone 6s Plus/6 Plus」 4,388円。

届いて、開けてみました。

でかい。なんだこりゃ、気づきました。

Plus用でした。私のiPhoneは、通常サイズです。でかすぎてゆるゆるです。

なんでだかはわかりません。

嬉しくて、急いでいて、商品ページのサイズを、ちゃんと見ていなかったんだと思います。確認を飛ばした。それだけのこと。

即日、返品を申し込みました。ただ、開封してしまっていたので、全額は戻ってきません。

当たり前ですよね。そのまま、売れないものね。

1月22日、返金額は2,193円。4,388円のうち、半分だけです。

つまり、確認を怠った代償は2,195円でした。まあ、安い勉強代でした。

(ちなみに3日後の1月20日、あらためて2,680円の安いメタルバンパーを買い直しました。最初からちゃんと見ていれば、2,680円で済んでたなあ)

この一件で身についた習慣が、ひとつあります。

注文ボタンを押す前に、カートの中身をもう一度だけ見よう。

たったこれだけです。5秒で終わります。

そんなの当たり前だ。と思いますが、この5秒をケチったせいで、私は2,195円を失いました。たいした金額でもないですが。

サイズや色の選択肢が多いもの——スマホケース・衣類・靴——は、特に危ないです。画面上の小さな選択肢を、指が勝手に選んでしまうことがあります。

でも、変なお店があるのも事実です。

妻の姉が、スマホケースを注文したときのことです。選んだはずのものとは違う商品が届きました。

おかしいと思ってコメント欄を見たら、他の人も同じ目に遭っていた。何を選んでも、違うサイズが届いてしまうお店だったようです。

Amazonの中にも、こういうお店は紛れています。だからこそ、注文時の確認メールは保管しておいてください。「自分は確かにこれを選んだ」という証拠になります。

高いものは「お店で見てから」買います

テレビ(Panasonicのビエラ)を買ったときの話です。

通勤途中の駅にヨドバシカメラがあったので、何度も寄って、実物を見ていました。画面の大きさ、映りの雰囲気、置いたときのサイズ感。こればかりは、写真ではわかりません。

でも、買うのはネットの最安値のお店です。

……ここで、正直に白状します。

丁寧に説明してくれる店員さんに当たってしまうと、「買わないと悪いなあ」と思ってしまうんです。

だから私は、店員さんに遭遇しないよう、細心の注意を払って実物を観察します。声をかけられそうになったら、そっと離れる。我ながら、みっともない話です。

ただ、冷静に考えれば、こういうことでもあります。

駅前の一等地のビルに、あれだけの店員さんがいる。その家賃も人件費も、商品の値段に乗っています。ネットの最安値のお店には、それがない。だから安いのは、当たり前なんです。

どちらが良い悪いではなく、そういう仕組みなんだから仕方ないと思っています。

どこで買うか——安いところで買うだけ

「Amazon派ですか、楽天派ですか」と聞かれることがありますが、私に派閥はありません。

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング。基本的に、安いところで買うだけです。そこにしか売っていないものもあります。安いものなら、AliExpress(中国の通販サイト)を使うこともあります。

高額な家電のときだけは、価格.comで相場を確認します。

Amazonプライムについては、もう完全に元が取れています。送料が無料になって、Prime Videoも見られる。20年以上使っていて、やめようと思ったことすらありません。

余談ですが、最近の暑さの中で荷物を届けてくれる配送員さんには頭が下がります、冷たい飲み物やアイスを差し上げたいくらい。今度、準備しておこう。

20年間、一度もトラブルに遭っていません

「ネット通販は詐欺が怖い」という声をよく聞きます。

私は20年近く使っていて、一度もトラブルに遭ったことがありません。

(私自身は運が良かっただけかもしれません。先ほど書いたとおり、身内には実際に当たった人がいます)

20年以上前には、確かに怪しいサイトもありました。でも、怪しそうなところで注文しなかった。ただそれだけです。

私が実際にやっているのは、この程度のことです。

  • Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングといった、実績のあるところで買う
  • 家電は価格.comに載っているお店から選ぶ(掲載時に審査があります)
  • そのうえで、掲載期間の長いお店を選ぶ。長く続いているお店は、それだけで信頼の材料になります
  • 価格が異常に安い・日本語が不自然・支払いが銀行振込しか選べない——このどれかに当てはまったら、近づかない

「絶対に安全」とは、私にも言えません。ただ、この程度のことを守っていれば、過度に怖がる必要はないというのが、20年使った私の実感です。

なお、カードの不正利用は、通販サイトの安全性とは別の話です。これについては、妻が実際に被害に遭った話を別の記事に書きました。

まとめ

ネット通販20年、私のルールです。

  • ポイ活はしない。ポイントは「取りに行く」のではなく「結果として付いていた」くらいがちょうどいい
  • 注文前に、カートの中身をもう一度見る。この5秒をケチって、失敗しました。
  • 高いものは、お店で実物を見てからネットで買う。後ろめたさはありますが、値段の差は「仕組み」の差です

20年やってきて、思うことがあります。ネット通販は、焦らなければ、失敗しません。

私の失敗は、いつも「嬉しくて急いだとき」に起きています。

今日が人生で一番若い日です。ぜひ、今日から一歩踏み出しましょう。

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