【最後に使ったのは2019年】クローゼットから出てきたWindows 10のThinkPadを、処分することにしました

ThinkPad Edge E135を開いた写真。画面に「すぐ起動できたが 充電できない」「最後に使ったのは2019年」、下に「必要最小限のこのデザイン良き でも、処分するよ」と書かれている ITの悩み

前回、「Windows 10を使い続けていいか」という記事を書きました(【15年目のWindows 10】友人が乗り換えたら「起動がすこぶる早い」と言いました)。友人が15年使ったパソコンの話です。

その記事で、私は「手元にWindows 10のパソコンはない」というつもりで書いていました。

ところが、クローゼットを整理していたら、パソコンのケースが出てきました。

クローゼットから出てきた黒いノートパソコンのケース
クローゼットから出てきたケースです

開けてみると、ThinkPadでした

中に入っていたのは、レノボのThinkPad Edge E135です。11.6型の、小さなノートパソコンです。

ケースの中に入っていたThinkPad Edge E135を開いたところ
中はThinkPad Edge E135でした(11.6型)

本体のシールには、Windows 8と書いてありました。起動すると、Windows 10でした。いつWindows 10に上げたのかは、覚えていません。たぶん、ネットから上げたのだと思います。

買った時期も、覚えていません。最後に使ったのは、2019年です。

ラジコンの飛行場で、設定に使っていました

このパソコンは、ラジコンの飛行場で使っていました。ヘリコプター用のジャイロ(機体の揺れを感じ取って、姿勢を安定させる装置)の設定と、ドローンの設定です。

現場での設定には、小さいノートパソコンが使いやすいのです。

起動は、すぐでした

電源を入れると、すぐに起動しました。前回の友人のパソコンは、起動に30分かかっていました。

ThinkPad Edge E135を起動したWindows 10のロック画面。時計は10時21分と表示されている
起動はすぐでした。画面の時計は10:21ですが、撮ったのは9時39分です

ただ、時計は合っていませんでした。画面には「10:21」と出ていますが、この写真を撮った時刻は9時39分です。42分進んでいたことになります。

ネットにつながっていない状態だったので、時計の時刻がずれたのだと思います。

「純正バッテリー非装着」と出て、充電できません

もうひとつ、こんな表示が出ました。

Lenovo Settings Powerの「レノボ純正バッテリー非装着」の表示。バッテリーがサポートされていないため充電されないと書かれている
「レノボ純正バッテリー非装着」。買ったときから付いていた純正のバッテリーです

「レノボ純正バッテリー非装着」。その下に「装着されているバッテリーはこのシステムではサポートされていないため、充電されません」とあります。

でも、このバッテリーは、買ったときから付いていたものです。純正品です。

レノボのサポートページには、こう書かれています(ノートパソコンでバッテリが充電できない場合の対処方法)。

また、長期間使用していなかった場合はバッテリが過放電となり、充電ができないなど故障の原因になります。

最後に使ったのが2019年なので、7年しまっていたことになります。

純正品なのに「純正ではない」と出る理由までは、このページには書かれていません。ただ、長くしまっていたことは、充電できない理由のひとつになりえます。

でも、充電したいですよね。ひどいです。

Windowsは、バッテリーの名前を読めていませんでした

原因を探すために、Windowsが読み取ったバッテリーの情報を出してみました。コマンドプロンプトで、次のように打ちます。

powercfg /batteryreport

できあがった「battery-report.html」をブラウザで開くと、こう出ました。

powercfg /batteryreport の結果。バッテリーの名前・製造元・シリアル番号が「-」、設計容量57,720mWh、フル充電容量54,060mWh
バッテリーの名前・製造元・シリアル番号は「-」。容量の数字だけが出ています
項目表示
名前・製造元・シリアル番号・化学・サイクル数すべて「-」(読めていない)
設計容量57,720 mWh
フル充電容量54,060 mWh(設計の約94%)
残量「-」(ずっとACアダプターの電源)

容量の数字は出ています。でも、バッテリーが「自分は何者か」を名乗る部分は、1つも読めていません。

レノボの純正チェックがこの部分を見ているのだとすれば、純正品でも「純正ではない」と出ることになります。ここは、私の推測です。

名乗りが読めない理由として考えやすいのは、長くしまっている間に過放電になって、バッテリーの中の回路が応答しなくなったことです。レノボのページにある「過放電」と、つじつまは合います。

Windowsの更新は、2017年で止まっていました

レポートの上のほうには、パソコンそのものの情報も出ていました。

項目表示意味
BIOSHMET67WW(2.07)2012年12月5日買ったときのまま、一度も更新していない
Windows10586.1176(th2・170913)Windows 10 のバージョン1511。中の日付は2017年9月

バージョン1511は、2015年11月に出たWindows 10です。この版のサポートは、2017年10月10日に終わっています(Windows Central)。

最後に使ったのは2019年ですが、Windowsの更新は2017年で止まっていたことになります。

BIOSのほうも調べました。レノボのサイトによると、E135用のBIOSは、2016年10月20日の2.58が最新です。私のE135は、2012年の2.07のままでした。

2.07より後の変更点に、バッテリーや充電に関する修正は1つもありません。しかも、BIOSを更新するには「ACアダプターと、充電されたバッテリー」が要ると、説明書に書かれています(レノボ BIOS Update Utility – ThinkPad Edge E135)。充電できないバッテリーでは、更新そのものができません。

同じページには「開発サポート終了(End of Development Support)」とあり、今後ソフトウェアの更新は提供されないそうです。

使い続けるか、の答えは同じです

前回の記事では、「Windows 10を使い続けていいか」と聞かれたら「いいえ」と答える、と書きました。

自分のパソコンでも、答えは同じです。

気になることこのThinkPadの場合
Windowsのサポートこの版(1511)は2017年10月10日で終了。Windows 10全体も2025年10月14日で終了
最後に使った年2019年
バッテリー充電できない
BIOS2012年の2.07のまま(最新は2016年の2.58。充電できないので更新もできない)
起動すぐ(時計は42分ずれていた)

でも、このサイズのノートパソコンはいいですね。デザインもいいので、このまま中身を入れ替えたいくらいです。

それでも、中を確認してから、処分するつもりです。

このThinkPadの中は、ハードディスクでした。古いハードディスクを、中身を消してから処分した話は、前に書いています(【消去ソフトは要りませんでした】古いHDD4台を、消して壊した一日)。

本体の裏には「PCリサイクルマーク」のシールが貼ってありました。このマークが付いた家庭向けのパソコンは、処分するときに、追加の料金なしでレノボが回収してくれます(レノボ 家庭系PC回収リサイクル・サービス)。

ThinkPad Edge E135の裏。左にWindows 8のシール、右にPCリサイクルマークの付いたレノボのシール(番号とバーコードは灰色で隠している)
本体の裏。Windows 8のシールと、PCリサイクルマーク(番号は隠しています)

初期化に、7時間12分かかりました

回収に出す前に、このThinkPadを初期化しました。Windows 10の「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」→「このPCを初期状態に戻す」から、「すべて削除する」を選びます。リサイクルに出すので、「ファイルを削除してドライブのクリーニングを実行する」も選びました。

ThinkPad Edge E135の画面。lenovoのロゴの下に「このPCを初期状態に戻しています (1%)」
12時56分。「このPCを初期状態に戻しています(1%)」

初期化が始まったのは、12時56分です。終わったのは、20時8分でした。

時刻画面
12:56このPCを初期状態に戻しています(1%)
13:0315%
13:2435%。ここから、しばらく動きませんでした
13:4240%
14:1552%
14:4874%
16:1181%
17:3988%
18:4093%
19:3397%
20:00100%。続けて「Windowsをインストールしています」
20:08「こんにちは」(国や地域を選ぶ画面)

時刻は、写真を撮ったときや、画面を見たときのものです。14時15分からの33分で22%進んだこともありましたが、81%から97%までは、1%に12〜13分かかっています。

ThinkPad Edge E135の画面。「Windowsをインストールしています」27%。下に「機能とドライバーをインストールしています 43%」
20時1分。100%のあと「Windowsをインストールしています」に変わりました
ThinkPad Edge E135の画面。Windows 10の最初の設定画面「こんにちは」。国/地域は日本、言語は日本語
20時8分。国や地域を選ぶ画面が出て、初期化が終わりました

やはり、ハードディスクは遅いですね。

レノボに、回収を申し込みました

初期化のあと、レノボの「家庭系PC回収リサイクル・サービス」に、ホームページから申し込みました。

入力で迷ったところが、2つありました。

ひとつは、購入時期です。いつ買ったかは覚えていません。BIOSの日付が2012年12月5日で、買ったときのままだったので、2013年ごろと考えて「2013年7月ごろ」と入れました。入力欄にも「ごろ」とあるので、だいたいで大丈夫です。

もうひとつは、機種です。「E135」と入れたら、「機種は7 or 8 or 10文字で入力してください」と出ました。ここに入れるのは、「マシンタイプ・モデル」という番号です。私のE135は「3359CTO」でした。前に出したバッテリーレポートの「SYSTEM PRODUCT NAME」にも、「LENOVO 3359CTO」と出ています。

レノボ 家庭系PCリサイクル・サービスの入力項目確認画面。機種3359CTO、ノートブックパソコン本体、PCリサイクルシールあり、回収再資源化料金0円、合計0円(名前・住所・機械番号・シール番号は灰色で隠している)
送る前の確認画面。回収の料金は0円でした(名前・住所・番号は隠しています)

PCリサイクルマークが付いているので、回収の料金は0円です。

送料も、かかりません。パソコン3R推進協会のQ&Aに、「回収・再資源化料金には回収物流費用等が含まれていますので、ゆうパック料金を別途支払う必要はありません」とあります(パソコン3R推進協会 PCリサイクルQ&A)。

レノボ 家庭系PCリサイクル・サービス オンライン申込みの完了画面。仮受付番号(灰色で隠している)と、受付窓口の案内
申し込みが終わると、仮受付番号が出ます(番号は隠しています)

申し込みが終わると、仮受付番号が出ました。正式な番号は、料金支払い用紙か、エコゆうパックの伝票で知らせてくれるそうです。この画面は印刷しておくように、とも書かれています。私は、スクリーンショットで残しました。

申し込んだあと、メルカリでも、同じThinkPad Edge E135を検索してみました。私のより汚れたものが、7,000円で売れていました。

この金額では、面倒で割に合いません。私のはピカピカです。でも、バッテリーがダメです。レノボの回収にします。

あとは、レノボから届くエコゆうパックの伝票を待って、送ります。伝票は、申し込みから1週間〜10日ほどで届くそうです(レノボ 家庭系PC回収リサイクル・サービス Q&A)。

エコゆうパックの伝票が届きました

10月5日、伝票が届きました。申し込みから5日です。レノボのQ&Aには「1週間から10日ほど」とあったので、早く届きました。

レノボから届いた封筒。「パソコンを排出するための「エコゆうパック」伝票 在中」と書かれている(宛名は灰色で隠している)
申し込みから5日で届いた封筒(宛名は隠しています)

伝票には「料金着払」とあり、その下に「料金のお支払いは不要です」と印刷されています。送料がかからないことは、ここでも確かめられました。

エコゆうパックの伝票。料金着払、料金のお支払いは不要です、お届け先はレノボ・ジャパンのPCリサイクル担当。有効期限は2ヶ月(依頼主の名前・住所・電話・番号は灰色で隠している)
「料金着払」「料金のお支払いは不要です」(名前・住所・番号は隠しています)

伝票の有効期限は、2か月です。同封の案内には「60日以内にお引き渡しをお願いいたします」とあります。

レノボ・ジャパンからの案内状。エコゆうパック伝票の有効期限、60日以内にお引き渡しをお願いいたします、と書かれている(宛名と番号は灰色で隠している)
同封の案内。「60日以内にお引き渡しを」とあります(宛名と番号は隠しています)

包み方は、同封の「使用済パソコン排出手順書」に書かれています。厚手のゴミ袋を2〜3枚重ねて包めばよく、緩衝材は要りません。ビニール袋がなければ、段ボール箱でもかまいません。伝票は、ビニール袋から出さずに、そのまま貼ります。

出し方は、2通りです。郵便局に持ち込むか(簡易郵便局とコンビニは不可)、日本郵便に電話して、家まで取りに来てもらうかです。

あとは、包んで出すだけです。

郵便局に出しました

10月5日の昼、包んで伝票を貼りました。

透明なビニール袋で包んだThinkPadに、エコゆうパックの伝票を貼ったところ(依頼主の名前・住所・電話・番号は灰色で隠している)
包んで、伝票を貼りました(名前・住所・番号は隠しています)

その足で、郵便局に持ち込みました。受付の方は、あまり慣れていないようでした。リサイクルに出す人は、あまりいないのかもしれません。

9月30日の朝にクローゼットから出てきたThinkPadは、10月5日に、レノボへ送り出しました。

まとめ

クローゼットから出てきたWindows 10について、分かったことを3つにまとめます。

手元にないと思っていたWindows 10が、1台ありました。 ラジコンの飛行場で設定に使っていた、ThinkPad Edge E135です。最後に使ったのは2019年でした。

起動はすぐでしたが、時計は42分ずれ、バッテリーは充電できませんでした。 長く使っていないと、バッテリーは過放電になると、レノボのページにあります。Windowsの更新も、2017年で止まっていました。

使い続けるか、の答えは「いいえ」です。 中を確認して、初期化も済ませました。ハードディスクなので、7時間12分かかりました。本体にPCリサイクルマークがあるので、レノボの回収は、送料も含めて0円です。10月5日に、郵便局から送り出しました。

今日が人生で一番若い日です。ぜひ、今日から一歩踏み出しましょう。

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